大学の就職説明会と企業の就職説明会

就職説明会は会社や大学の主催するものですが、就職活動のファーストステップだといえます。

大学の就職説明会では、就職活動のノウハウやエントリーシートの書き方など、就職活動に取り組むに当たって基礎的な説明があります。

企業の就職説明会では、会社の概要、企業理念、採用方針や採用スケジュールなどの説明を行います。

採用試験を受けるためには、まずその会社の就職説明会に出なければならない企業も存在します。

複数社の企業が集まり、たくさんの学生に数分〜数十分ずつの説明をする合同就職説明会も活用しましょう。

各企業が個別にブースを出していますので、あらかじめ興味のある企業について調べておき、優先して回るといいでしょう。

エントリーシートを書くことが、就職説明会では一般的です。内容は名前や出身校、自己PRなどで、エントリーシートが面接の材料に用いられることもあります。

会社概要や採用情報についての説明も行われ、質問を受け付けます。質問は無理矢理行うことはないですが、自分を印象づける機会ですし、それで熱意を測る会社もあります。

希望順位が高い会社であれば、事前に質問を作っておいてもいいでしょう。就職説明会の最後に、採用試験に関するスケジュールの確認を行う企業もあります。

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就職説明会で心得ておくべき事

就職説明会は、採用されたい会社の担当者と顔を合わせる場所です。

回数をこなさないうちは固くなってしまいがちですが、あちこちに顔を出すことで慣れてきますので、まずは行き慣れることを考えもいいでしょう。

就職説明会と採用試験は全く別ものですが、採用担当者はいつも目配りをしています。

就職説明会といえど採用試験と同じくらいの心構えは持ちたいものです。

採用試験と同等の位置づけに就職説明会を置くという会社も存在します。

最初の顔合わせは思った以上に大事です。清潔感のある身だしなみを心がけ、髪型やメイクなどにも気を配りましょう。

スーツを着崩さずにきちんと着ることも大事です。携帯電話の電源は切るかマナーモードにしておくこと、時間は厳守することもマナーの行きとどいた、時間感覚の発達した人間と見なされるために重要です。

前方の席に座る方が、後ろに座るより意欲がある者と思われやすいようです。

前に座るのは気恥ずかしいという人もいるでしょうが、恥ずかしいからと後ろにいては就職説明会に来た甲斐がありません。

もしもアンケートなどがあったら、可能な限り紙面を埋めるようにするべきでしょう。

質問タイムが設けられた時も、率先して質問をするといいでしょう。就職説明会の場で当たり前の質問をしないように、ある程度は情報を頭に入れておきましょう。

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就職説明会で準備しておくべき事

会社の採用担当者から会社の内容や業種の動向、採用情報などを聞けるのが就職説明会です。

ただ説明をするだけではなく、就職説明会の次に採用試験を行うという日程を組む会社もあります。

採用試験は就職説明会と同じ日に設定している会社も数多くあるようです。

行く前に必要な知識を頭に入れておかなければ、せっかく就職説明会に行っても無駄足で終わってしまいかねません。

会社の業務内容や採用情報は求人サイトなどにありますので、じっくり目を通しておきましょう。

社長の言葉、企業の将来設計などは印刷しておいてもいいくらい重要なポイントです。

求人情報では軽くしか書かれていないことが多い商品紹介、事業紹介、プレリリースなども押さえておき、わからない単語があれば調べておきましょう。

経済新聞や経済雑誌、ニュースサイトから業界情報や近年の動向が読み取れます。

前提となる知識があれば、就職説明会での質問もレベルの高いものになります。

迷子にならないよう場所はあらかじめ調べておき、時間厳守で行きましょう。

カバンには筆記用具や手帳などを整えておき、忘れ物をしないようにします。

スケジュールを立てて、日程を確保しておくことは就職説明会でなくても大事なことです。

就職活動にかける時間は有限ですから、就職説明会などでブッキングを起こさないように気をつけてください。

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