マグネシウムの効果とサプリメント
マグネシウムのサプリメントは色々な種類があるサプリメントの中でも、非常に人気があります。
マグネシウムは、骨や歯を作るために不可欠であるミネラルです。約半分が骨に存在しているマグネシウムは、成人の体内には20g〜28gが含まれているようです。
たくさんのマグネシウムが、豆腐や海藻などの食品に含まれているようです。
火山灰土が日本の土壌には多く、カルシウムやマグネシウムは作物にあまり多く含まれていません。
簡単に食品からの摂取ができないため、マグネシウムをサプリメントで補給する人が多くなってきています。
マグネシウムの作用は、体内に存在する酵素の作用を活性化させるもので、きちんと心臓や血管の機能が保たれるように作用します。
抗ストレスホルモンを生成する副腎皮質の機能を高める効果もあるマグネシウムは、神経の働きにも関係しているといいます。
マグネシウムのサプリメントは女性に特に摂取していただきたい成分です。
マグネシウムサプリメントには、月経前症候群という排卵から月経開始までの時期の身体的、精神的な不快症状を改善する効果があるためです。
マグネシウムの効果として、偏頭痛の緩和もあげられます。血管の収縮や血小板の凝集を抑えることができるからです。
効果的に中性脂肪や血糖を下げることもできますので、体に欠乏しないように、ぜひマグネシウムをサプリメントで定期的に摂取するようにしましょう。
マグネシウムの欠乏と不足とサプリメント
マグネシウムのサプリメントは適量を摂取した場合、便の水分量を増やす働きがありますが、下痢の原因になるのが過剰摂取したときです。
腎機能が正常でない場合や過剰摂取をし続けた場合は高マグネシウム血症を引き起こす危険性があります。
効率的にマグネシウムを摂取するには、サプリメントがぴったりです。
サプリメントは携行に便利でどこででも気軽に摂取でき、毎日一定量を簡単に摂取することができます。
天然食品の中では緑黄色野菜やゴマ、アーモンド、大豆などに、マグネシウムが多く含まれているようです。
含有量が精製されると低下するので、未精製のものを選択しなければなりません。
体内にマグネシウムを不足させないために避けたいのは、過労や睡眠不足、ストレス過剰な生活です。
マグネシウムは失われていくのは、汗や尿からも同じです。汗を激しいスポーツでたくさんかいた時などは、マグネシウムの補給に意識してつとめるようにしましょう。
もちろんサプリメントもいいですが、硬水などを活用することもできます。マグネシウム摂取をサプリメントでする時に注意したいことは、体内で互いに影響を与え合いながら体に作用しているのが栄養素であるということです。
不足している分をマグネシウムのサプリメントで摂取すればそれで終わりということはなく、様々な食品をバランスよく取り入れることが重要です。
マグネシウムとカルシウムのサプリメント
密接な関係にある栄養素だといえるのが、マグネシウムとカルシウムです。もしマグネシウムサプリメントを摂取するならば、一定のバランスでカルシウムサプリメントも摂取することが大切なのです。
マグネシウム1に対しカルシウム2となるよう心がけましょう。
カルシウムとマグネシウムは互いに作用しあい、影響を筋肉や神経に及ぼしているようです。
アメリカではカルシウムの摂取が多く、マグネシウムの摂取が少ないので、非常に心筋梗塞や狭心症などの症状が多いといわれています。
マグネシウムが不足していては、カルシウムをたくさん摂取しても正常な状態で骨を作り出すことができなくなり、骨が弱くなってしまうのです。
カルシウムが骨の形成の中心であるように思われていますが、丈夫な骨は調整をしてくれるマグネシウムがなければ作られないのです。
骨粗しょう症になってしまうようなスカスカの骨しか、骨芽細胞にマグネシウムが働きかけて、骨に入るカルシウムを調整しなければ生成されないのです。
サプリメントの中には、カルシウムとマグネシウムが一緒に配合されているものもあります。
摂取がバランス良くできるよう比率も調整済みなので、１種類のサプリメントでそれぞれマグネシウムとカルシウムの成分を摂取することができます。
体に必要となる鉄や亜鉛、銅などのミネラルが、カルシウムとマグネシウムの他にも配合されたサプリメントなども販売されているので、是非試してみたいサプリメントだといえます