クレジットで国民年金が支払えるか
クレジットカードで国民年金の支払いが可能になりました。
今ではクレジットカードがポイントカードと一緒になっているなど、身近な存在となっています。
クレジットカードのポイントシステムは、カードの使用率に従ってポイントが溜まり、商品や各種サービスと交換できるというものです。
国民年金をカード払いにしておくことで、わざわざ納めに行かずとも、所定の口座から自動で国民年金を引き落とせるようにできます。
国民年金をクレジットカード払いにする際は、全期前納か半期納付、あるいは月々の支払いのいずれかを選択します。
付加保険料400円を納付している人は、一緒に支払うことができます。
国民年金の保険料を一部免除されている場合や、納付期限が過ぎてしまった分についてはクレジットで支払うことができません。
クレジットカードで国民年金の支払いができるということは、社会保険庁は年金徴収の確実性を高め、支払い方法を増やすことができるという意味があります。
クレジットカードで国民保険の支払いができるという話は、関わりのある人にとっては興味深い話かもしれませんが、支払うつもりがない人にとっては無関係といえます。
クレジットカードでの保険料納付をこれから申し込みたいという方は、どんな方法で保険料を支払うと都合がいいかの知識を集めることが大事になります。
いずれのクレジットカードで年金保険料の引き落としをするかも、現時点で所有しているカードでいいかなども考えるといいでしょう。
国民年金の保険料は年間10数万円を超える大金です。何年も払うことになるのですから、安易に今持っているカードで払うのは避けるべきです。
あらかじめ情報収集をして、どのクレジットカードで年金の引き落としをするかを決めてください。
クレジットで国民年金の支払い方法
クレジットカードを使って国民年金の支払いができるといいますが、何をすればそれが可能なのでしょう。
年金をクレジットカードで支払う手続きはそれほど難しくはありません。
申込み用紙がありますのて、クレジットで国民年金の払い込みをするための申込書を作ります。
提出後の国民年金保険料を定期的にクレジットカード会社が立替払いします。
クレジットカード会社からカード会員の方に請求する方法です。商品を購入するように金融機関でカード払いをするものでも、どこかに出向いて支払いをするものでもないことは覚えておきましょう。
過去の未払い分については利用することができません。クレジットカードでの国民年金の支払いは、平成20年2月1日から開始されています。
平成20年3月分以降の国民年金保険料から、クレジットカードが使えるようになりました。
幾らずつの支払いをするかで条件は違います。毎月毎に保険料の支払いをする場合、割引額0で毎月末に支払いが生じます。
4月から翌年3月までの年金をまとめて支払うと、現金で支払いをした時と同じ割合での割引がつきます。
1年分前納という形で、4月末に支払いが生じます。半年分支払い(前納)の方法もあります。
4月分から9月分までの保険料を4月末に、10月分から翌年3月分までの保険料を10月末にそれぞれまとめて立て替えます。
国民年金保険料をクレジットカードで支払いという方法にはいくつかのバリエーションがありますので、どの方法がいいかよく検討されることをおすすめします。
国民年金保険料のクレジット払いの申し込み方法
国民年金の払い込み方法をクレジットカードにするには手続きがいります。
開始期間、クレジット支払いでの国民年金保険料の支払い方法について理解しておく必要があります。
クレジットでの国民年金保険料の支払いについて、いくつかご紹介します。
クレジット支払いが対象となる国民年金保険料についてです。支払いできる保険料は、定額保険料と付加保険料込みの定額保険料です。
保険料の一部を免除されている場合は利用することができません。また、クレジットカードを使うと、口座振替割引は適用されません。
引き落としでは1回払いしか使うことはできません。国民年金をリボ払いや分割払いで支払うことはできませんので、覚えておきましょう。
クレジットカードでの引き落とし手続きをするには、何をすればいいでしょう。社会保険事務所に行き、クレジットカードで国民年金を支払うために必要な要項を「国民年金保険料クレジットカード納付(変更)申出書」に書き込んで窓口に出してください。
用紙を入手するには社会保険事務所に電話をして郵送を依頼するか、自分で行ってもらってくることになります。
社会保険事務所のホームページに用紙のデータがあるので、それを印刷して使ってもいいでしょう。
クレジットカードで国民年金を支払う手続きはごく簡単なものですので、興味がある方は実行してみてください。