学生にクレジットカードが必要か
学生になぜクレジットカードが必要なのかを考えてみましょう。
学生生活において、クレジットカードを利用する機会はけっこう多いのです。
毎日の生活では買い物、外食、光熱費などの支払いに便利だからです。
また、まとまった時間が自由になる学生時代は、思い切ったことをするチャンスでもあります。
留学や海外旅行ではクレジットカードは心強い存在です。
クレジットカードがなくても学生生活は十分できるという考えも確かにありますが、クレジットカードは学生生活をより良いものにしてくれます。
お金の遣いすぎを防止するために所持しない方がいいという考えもあるようですが、クレジットカードでの買い物ができるとできないとでは大きく違います。
利用明細が届いて残額なども記されていますので、毎月確認してどれだけ使ったのか確認することもできます。
クレジットカードとの付き合い方を学生のうちに知っておけば、金銭管理の勉強になります。
学生は正社員として働いてはいないため、安定した月々の収入は得ていません。
社会人に発行されるクレジットカードと同じものを作ることはできず、親の同意を得て学生用のクレジットカードを発行してもらいます。
クレジットカードが1枚あれば、手元にキャッシュがなくても決済を済ませることが可能です。
学生は正規雇用を受けている社会人のように定まった収入はありませんので、保護者の同意の上でカードを作ります。
最近では「学生専用クレジットカード」も発行されています。
学生向けの優待サービスが多くついており、しかも年会費無料です。
学生がクレジットカードを持つメリット
学生がクレジットカードを申し込むときには、自分名義の金融機関の口座、印鑑、健康保険証など本人確認書類のコピーなどが必要です。
申し込む前に準備しておきます。どのクレジットカードが自分の使い方に合っているか、ネットの資料請求から学生クレジットの詳細を確認してみてください。
取り寄せた申し込み用紙に必要事項を記入して、投函します。
書類を受け取ったクレジットカード会社は、書面の内容に基づき内容確認などの審査を行い、審査の基準を満たせばカードがもらえます。
海外旅行ではクレジットカードはなくてはならないものになりつつありますが、学生のうちに海外に行くという人は少なくありません。
国内で普通に生活している限りは、学生にとってクレジットカードの存在感は小さいものかもしれません。
海外ではクレジットカードがないと困る場合があります。
クレジットカードで支払えば、必要以上の現金を持つ必要がないからです。クレジットカードを持っていれば身分証明書として利用できるという国もあります。
クレジットカードを所持していれば、高額な紙幣の信用率が低いという国でも安心してサービスが利用できます。
クレジットカードは専用の保険がかかっているため、トラブルが起きてもバックアップ体制が整っています。
海外旅行中に体調を崩してしまった時は、クレジットカードにかかっている海外旅行保険がでる事もありますし、現地ATMでのキャッシングもできます。
学生クレジットカードには様々な利点があるといえるでしょう。
学生クレジットカードの注意点
無収入の学生は、社会人よりもクレジットカードの審査に通りにくいという印象がありますがそうでもありません。
社会人になってからクレジットカードを作るよりも学生のほうが簡単といわれています。
理由は、親権者である親の信用度が関係しているからです。
新社会人になってからは、収入が少ない、あるいは安定収入がないなどという理由で学生のときよりもクレジットカードを作りづらいのです。
クレジットカード自体は学生時代に作っておき、利用状況や返済でトラブルが発生しないよう気をつけていれば信用は稼げます。
少し前まで、学生がクレジットカードを所有するということはほとんどありませんでした。
最近ではネット環境が整備され、クレジットカードでの決済の機会が増したため、学生向けのクレジットカードも取り扱われるようになりました。
クレジットカードを作る時は、どのクレジットカード会社のカードにするか入念に下調べをしてから決めたいものです。
クレジットカードを学生の段階で作るなら、安全性の高いクレジットカードにするといいのではないでしょうか。
クレジットカード会社探しは、銀行系が向いています。銀行系クレジットカードは、条件によっては新社会人より学生の方が審査にパスしやすいことがありますので、作れるうちに作っておきたいクレジットカードです。
学生であるときにクレジットカードを作っておくのが将来的にも役に立つのではないかと思われます。