おなかダイエットとは
おなかの周りについたぜい肉だけを減らすダイエット方法がありますが、できるものなのでしょうか。
おなかの周りについた肉を効率よく落とすという部分的な引き締めはできなくはありません。
おなかに貼り付いているぜい肉をシェイプアップさせ、運動によって脂肪燃焼を促進することで、目に見える変化が期待できます。
今以上に肉がつきにくく、脂肪が代謝されやすい体質作りにも効果があります。
腹筋運動は、おなかの筋肉を使いおなかダイエットに効果のある運動ですが、腹筋をすることに苦手な感覚を持っている人は少なくありません。
小学校時代の体育の腹筋はきついばかりで、脂肪燃焼効果やダイエット効果のある運動にはなっていません。
腹筋だけを鍛えるなら、もっと楽な運動で十分です。
腹筋力をアップさせるためには、日常生活での意識が不可欠です。
ちょっとした炊事中や歩いての移動中におなかに力を入れ、筋肉が固い状態を維持しましょう。
まずは7日間ほど、おなかの筋肉に意識して負荷をかけてみてください。
コツコツと続けることが、後の効果を表します。
意識して使わない限りおなかの筋肉を使う機会は少ないので、ちょっとした心がけを続けることは大きな効果をもたらし、引き締めが実感できます。
日頃の生活では、体を負ったり伸ばしたりする時におなかまわりの筋肉が使われいることを覚えておきましょう。
今日からおなかダイエットに取り組み、おなかを引き締めてみませんか。
下腹部のおなかダイエット
おなかを効率的に引き締めるダイエット運動はどういったものでしょう。
テーブルと椅子の距離をやや広めにとり、両手をテーブルにつきます。椅子に浅く腰掛けて足を組み、背中を少し丸めたらスタンバイOK。
テーブルにつけた両手でバランスを整えながら、組んだままの足を、膝と胸がつくくらいに引き寄せます。
下腹部のあなかダイエットには、太ももとおなかをピッタリくっつけることがポイントです。
静かに上げて下ろしてを1セットとし、5セットから10セット、足の組み合わせを変えながら続けます。
下腹部のおなかダイエット効果がある運動としては、この他に、仰向けに寝て両膝を胸に引き寄せ、ゆっくりと寄せて戻すというダイエット方法も効果的です。
腹の下の筋肉にしっかりと力を入れ、脂肪の代謝を意識することが、下腹のおなかダイエットでは重要です。
次に、下腹部のおなかダイエット日常意識編です。背中が丸まっていると、おなかもだらしなくたるみがちです。
腹筋に力を込めて下腹を引き締め、立っている時は背筋を伸ばしてあごを引き気味にすると効果があります。
座っている時も同様に腹筋に力を入れ、背筋をまっすぐにすることはダイエット効果があります。
筋トレにもなりますし、若々しい印象を人に与えるでしょう。
やや腰を下げ気味に、ホースを短めに手にすると掃除をしながらのダイエットができます。
おなかとももによって押された下腹部に力を入れることでダイエットへの補助的な役割を果たしてくれますし、左右に上体を動かす運動でわき腹のダイエットにもなります。
上腹部とわき腹のおなかダイエット
おなかのダイエットには、へそ上とわき腹の運動方法もあります。
まず、椅子に浅く腰掛けて両足を閉じ、あごを引いて背中を少し丸めます。
椅子の背もたれから5cmほど手前まで上体を倒し、そのまま4秒間我慢しましょう。
ダイエット運動中は上腹部に手を置き、おなかの筋肉が硬くなっていることを常に確認してください。
おなかのダイエットには、体を傾けて元に戻すまでを1セットとし、1回の運動で5セット〜10セットとして、これを繰り返し続けましょう。
これは座って行うおなかダイエットですが、寝て行うおなかダイエットもいいでしょう。
天井に顔を向ける姿勢で横になり、手を腹の上にあてます。
背を少し屈めながら、顎を引いて腹筋だけで上体を静かに起こします。
おなかの筋肉に力が込められていることを手のひらでチェックしながら、4秒キープします。上腹部に力が入る姿勢を維持するには、肩が床から数センチ浮いているくらいで足ります。
体を起こしすぎるとうまく腹筋に力が入りません。
浮かせた体をゆっくりと戻して1セットとし、5〜10セットを1回に行うようにします。
椅子に座り、わき腹に蓄積されている脂肪を燃焼させる運動をすることもできます。
手を肩と同じ高さにまっすぐ伸ばし、足は1m弱程度に広げます。
このまま上体だけをゆっくりひねり、椅子の背もたれを両手でつかみます。
この姿勢を4秒間キープしたら、4秒かけて基本の姿勢に戻し、同じ要領で反対方向へ。
この方法は難しくありませんので、左右で1セットを毎日5セットから10セットを続けることは、さほど苦にはならないのではないでしょうか。