一食置き換えダイエットとは

一食置き換えダイエットは、効果が実感しやすく、誰もがチャレンジしたいと一度は思うダイエット方法のひとつです。

毎日３食の中で１～２回、必要な栄養素をたっぷり含んでいながら低カロリーの食品に置き換えるというものが、

１食置き換えダイエットです。置き換えダイエット食品は、シェイクタイプやクッキーの他にも、さまざまなタイプのものが販売されているそうです。

でも、好みのタイプの食品を買って、実際にチャレンジを始めても、味が苦手だったり、あまりに量が少なかったりして体を壊してしまうということもあります。

ダイエットがスムーズにいかないこともけっこうあるようです。１日３食の中で、減ってしまうのが１回分のカロリーです。これは基礎代謝の低下の原因となってしまい可能性があります。

適度なダイエット運動を、あわせて続けていくことも大切なことです。

いつもの食事と同じように、おいしく楽しく、ストレスなく味わえる物を、何よりも選ぶということが重要です。大きく分けると飲むタイプ、クッキータイプ、お米・麺タイプに、１食置き換えダイエットとして市販される食品は分別することができます。

それぞれ１食ないしは１日に必要な栄養素を豊富に含んでいることは同じですが、味や食べごたえ、満腹感、体調への影響などは異なります。

朝昼晩、どの食事を置き換えるか、甘み優先か、塩味優先か、便秘も気になる、肌あれも気になる…などなど、それぞれの食品の特徴と自分の嗜好をよく吟味したうえでダイエット生活をスタートさせましょう。

１食置き換えダイエットを成功させるには、それがひとつのポイントだといえます。

朝食を置き換えてダイエット

朝ご飯を利用して置き換えダイエットに励む人が多いのは、仕事や時間的な都合で昼や夜の置き換え食が難しいことがあるためでしょう。

朝食を抜くことで自律神経がうまく働かず、日中の活動による脂肪燃焼が滞り、ダイエットどころか脂肪を蓄積しやすい不健康な体質に向かってしまうという話もあります。

失敗しないダイエットのためには、朝も食事を続けましょう。このタイミングに置き換えダイエット食を取り入れるのですから、栄養はもちろん、眠っていた身体を覚まし、体の新陳代謝に喝を入れる置き換えダイエット食品を選ばなければなりません。

ゼリーやシェイク状態で摂取できる食事も販売されていますが、重要なことは噛む動作で食事を摂取することです。

ですが、置き換え用の食品の中でも、咀嚼を必要としないものと咀嚼して摂取するように作られたものとでは、ダイエット結果や体への効果に違いがあります。

噛むことにより交感神経系が刺激され、寝ている間に副交感神経が優位になっていた状態から切り替えることができるからです。

夕食や就寝前の食事で脂肪を体に溜めやすくなってしまうのは、この副交感神経が優位に働き始めるためでもあります。

よく噛んで食べることで、ボーっとした１日のスタートや、集中力に欠けた午前中を過ごすことも防げます。咀嚼する食事を念頭に置くならば、クッキー型のダイエット食での置き換えダイエットがいいでしょう。

おからから作ったダイエットクッキーは、噛む必要があるだけでなく、食物繊維が豊富で便秘対策にもなります。

ダイエット食品として、おからクッキーは低カロリーでお腹いっぱいになれるとして高評価を得ています。

クッキー型のダイエット食品をよく噛んで食べたり、米や麺タイプのダイエット食品で満腹感を得たり、ドリンクタイプのダイエット食品を気軽に摂取したりと、置き換えダイエットには色々な商品があります。

ただし、長期間に渡って納得のいく置き換えダイエット食品を利用しつづけるには、それなりのコストがかかります。

ローコストで置き換えダイエットをするためには、置き換え用の食事を購入せずに自分で作ってしまうという方法がいいでしょう。

１回の食事に必要な栄養成分を網羅しながら、料理のスキルがそれほどなくても案外と作れてしまうメニューも豊富にあります。

ネットでダイエットレシピについて軽く調べるだけでも、ダイエットに適した雑炊やスープ、ドリンクなど様々なものがヒットします。

どんな形でもいいのでダイエット中だけど炭水化物を摂取したい、夜のメニューはローカロリーで食べやすいものにしたいなどの希望に沿ったメニュー選択もできます。

いつものメニューをダイエット向きの雑炊や野菜スープに置き換えることによって、代謝を高めて体内に蓄積された毒素を押し流し、カロリー摂取を控えることも期待できるといいます。

ダイエットのみならず、日頃の健康管理にも有効ですね。

食事を見直してダイエットを行う場合、１回の食事内容をごっそりとダイエット食に置き換えるのではなく、部分的な改善による食べ合わせダイエットを目指すこともできます。

いつも白米を主食に食事をしているという方は、パスタやライ麦パン、玄米などＧＩの少ないものに置き換えることで食事全体の糖質量を減らし、ダイエット効果を高めることができます。

カップ一杯、あるいはワンプレートで終わってしまうような食事しか、ダイエット食にはないと思っている方もいるでしょう。

楽しい普段通りの食事をベースに、部分的にダイエット食材に置き換えるというやり方も十分にダイエットになります。