エステサロンで行われているプチ豊胸
エステサロンで行われているプチ豊胸ですが、バストを豊かにしたいという人は、最近はプチ豊胸を受けるようです。
メスで胸に切り込みを入れ、シリコンパッドを挿入する方法が、これまでの豊胸手術でした。
シリコンパッドを挿入する手術は、手術そのものも術後の回復にも時間がかかる、大きな手術にならざるをえませんでした。
シリコンパッドを挿入する方法に対して、ヒアルロン酸を用いたプチ豊胸は手術の所要時間も術後の回復時間も短時間で済む優れた方法です。
シリコンや生理食塩水を体内に挿入する豊胸手術は今でも行われていますが、プチ豊胸をする人の割合は少しずつ増えています。
手軽さを取るか、費用と確実さを取るかで施術の選択が変わります。
では、ヒアルロン酸を用いたプチ豊胸での注意点は何でしょう。
そもそも体内に存在する物質なので、ヒアルロン酸自体にはアレルギーや拒否反応はないようです。
豊胸施術後のマッサージや特別なアフターケア等も必要なく、気になる痛みも麻酔を使うのでほとんど無いようです。
豊胸施術の時間は20分程度で、3〜4年の持続効果が得られるようです。
どのくらいのヒアルロン酸量を注入するか、そしてどこにどれだけ注入するかでバストの形を整えることができるので、イメージ通りの豊胸をすることが可能です。
全体的な胸のサイズアップや谷間アップのほか、左右のバランス調整等いろんな豊胸の要望に応える事が出来る施術がヒアルロン酸によるプチ豊胸なのです。
プチ豊胸に使われているヒアルロン酸
プチ豊胸に使用されるヒアルロン酸にはいくつか種類があります。
SUB−Qやパーレイン、マンマリーヒアルといったものが、美容医療機関に数多く提供されているヒアルロン酸にはあるといいます。
ヒアルロン酸を製造している代表的な企業は、アメリカの企業であり、アメリカ食品医薬品局の公認の元で、ヒアルロン酸が作られ美容施設や医療機関に提供されているようです。
主にプチ豊胸に使われているヒアルロン酸は、SUB−Qというものになります。
SUB−Qは分子が従来のヒアルロン酸に比べて大きく、その特徴は持続効果がプチ豊胸に使用しても約3年と長いところです。
ヒアルロン酸の注入は、痛みが心配な人に対しては局所麻酔の痛みを和らげる為に静脈麻酔を使用する場合もあるようですが、ふつうは局所麻酔で行われます。豊胸施術の仕上がりがとても柔らかくなり、ナチュラルな感じが得られるのが特徴なのが、パーレインという粒子が細かいヒアルロン酸です。
マンマリーヒアルは、たくさんのヒアルロン酸の中でも粒子がより丸くソフトになっているものです。
この豊胸施術は、非常に触ったときの感触が柔らかくなるので、ほかのプチ豊胸で堅いシコリが出来てしまった人にとって大変効果があります。
皮膚や乳腺の状態を診断してから、ヒアルロン酸の実際の注入は、乳腺の下や乳腺の周囲のバストの深い部分に行います。
乳腺に厚みが無いのが、大半のバストアップしたい方の特徴なので、重要なのはヒアルロン酸を注入する場所の見極めということになります。
ヒアルロン酸によるプチ豊胸をする前には、カウンセリングを受けて納得のいくまで説明を受けることをおすすめします。
ヒアルロン酸による豊胸のメリットとデメリット
ヒアルロン酸による豊胸のメリットとデメリットですが、バストのサイズアップのためにプチ豊胸を行う強みはどういったものでしょうか。
今までの豊胸手術はメスを入れてシリコンパッドなどを挿入しましたが、プチ豊胸はヒアルロン酸を注入するだけなので、傷になりません。
ヒアルロン酸は液体なので、注射で体内に注入する分量や位置で豊胸の度合いが調整できること、手術そのものに時間がかからないことも長所といえます。
胸の谷間や脇など、望む場所に対してのプチ豊胸を施すことができます。
保水力に定評があるヒアルロン酸は、元々人体内では細胞や皮膚の水分を保つためのムコ多糖類です。
そのため異物感やアレルギーのリスクが少なく、体内に注入するリスクが少なく済みます。
顔のシワやたるみ対策にも用いられるヒアルロン酸は、コラーゲンのようなアレルギーテストをせずとも使用が可能です。
ただし、体内に入ったヒアルロン酸は3年〜4年でゆっくり吸収されていくため、豊胸効果は数年で失われます。
とはいえ、欲張ってヒアルロン酸を入れすぎると胸のバランスを整えることが難しくなるため、ほどほどの量で加減をすることが大事です。
プチ豊胸の相場は50〜80万円程度のようです。ただし、ヒアルロン酸注入によるプチ豊胸には永続性がありませんので、数年毎に再度プチ豊胸をしなければなりません。
プチ豊胸の内容や効果をしっかり把握し納得してから、手術を受けられることをおすすめします。