にきび跡の赤みとは
にきび跡の赤みは子供の頃にできるにきびだけでなく、成長してからもにきびに悩まされている人は多く、にきびの悩みは尽きることがありません。
思春期にきびは年齢とともに自然と消えていきますが、アダルトにきびはなかなか良くならず、やっかいなものです。
にきび跡や赤味が残らないよう、きちんと処置したいものです。
にきびをこじらせると、にきび跡ができて赤みとなり、悩みの種になってしまいます。
赤みやにきび跡を消すには、スキンケアをして肌の健康状態を維持することです。
薬や化粧品でにきび対策をすることも可能ですので、にきび跡や赤みを目立たなくしたいという時には、市販の商品を使うという手段があります。
人工皮膚成分を用いて作られたスキンケア用品や、にきび改善効果のある薬で赤みやにきび跡を消すというやり方です。
しかしこれらの薬や化粧品は効果がない場合もあります。
症状が軽い方は試してみるのも良いかもしれません。
美容クリニックやエステサロン、皮膚科などに行って診察をしてもらうというやり方も有効です。
にきび跡の赤みが重症で、よりきれいに治したい場合はこの方法をお勧めします。
ただし、治療にかかるコストや通う手間がありますので、じっくり考えましょう。
いずれの方法も一朝一夕にできるものではありませんので、気長に取り組むつもりでスキンケアや洗顔と並行してコツコツと行っていきましょう。
にきび跡の赤みの原因と対策
にきび跡は目立たなくなったものの、赤みはそのままということがあります。
赤みが残る理由は、肌ににきびができた時に作られた毛細血管の作用によるものです。
肌タイプの問題によってにきびの赤みがなかなか引かないという場合は、こういった症状が肌トラブルの元となり、老化現象を促進してしまう場合もあります。
ビタミンC誘導体は、このような肌の赤みを緩和する栄養素として知られています。
ビタミンC誘導体はビタミンC同様に美肌成分の一種で、ビタミンCよりも角質層の通過がスムーズでお肌に吸収させやすい成分です。
美肌効果だけでなく、体内でコラーゲンを作り出す作用を助けてくれます。
にきび改善効果があるというスキンケア用品にもビタミンC誘導体はよく使われていますが、これは皮脂の分泌を調整する効果によります。
リン酸型ビタミンCの他に、今話題になっているのがバルミチン酸型ビタミンCです。
肌への浸透効果を考えた場合、バルミチン型の方が効果があるようです。
ナイアシンもにきび跡やにきびの赤み対策に用いられる栄養素です。
敏感肌の人でも利用可能な低刺激成分であることがポイントです。
また、普段のメイクではにきび跡や赤みはできるだけカムフラージュしたいところですが、そういう時はにきび対応や低刺激の化粧品を使ってください。
天然成分でできたミネラルファンデーションがにきび跡の赤みにはお勧めです。
にきび跡の赤みを予防する
にきびができても、赤みやにきび跡にならないように注意しましょう。
既にできてしまった赤みやにきび跡を効率的に消していくためにも、新しいにきび跡や赤みを作らないことは意味があります。
にきびのできにくい肌を維持することは、赤みやにきび跡軽減にも役に立つことです。
にきび対策の基本である、洗顔方法の注意点を2つお話しましょう。
まず1つ目は、よく泡立てて洗うことです。そうすることでキメ細やかな泡になり、毛穴の奥まで入り込んで汚れや皮脂を浮き上がらせてくれますし、細かな泡が顔と手の摩擦を防ぐので表皮を傷つけずに済みます。
表皮が傷つけば、そこから菌が入り込んで、炎症を起こす可能性もあるのです。
いい泡を作ることができれば洗い上がりも爽快で、きちんとすすげば洗顔料成分が肌に残ることもなく、後々の肌トラブルの防止にもなるといいます。
2つ目は、皮膚をこすらず優しく洗うことです。洗うと言っても、ゴシゴシこすって汚れを落とすのではありません。
石鹸の持つ界面活性剤の効果で油汚れなどは浮き上がらせるものであり、こすって落とすものではありません。
代謝によって皮膚から取れつつある古い皮膚が、洗顔時に顔を擦ることで毛穴に押し込まれたり、強くこすることで肌に負担になることもあるのでくれぐれも注意してください。
適切な顔の洗い方を覚えるだけでみ、にきび跡や赤みの対策には効果的です。